子どもたちが“台所の油”を石けんに!エコルとごしで「こねこね石けんづくり」ワークショップを開催
プロデュース
2026年10月12日(月・祝)、品川区立環境学習交流施設エコルとごしにて、家庭で使い終わった食用油
を再利用した「エコ石けんで使い終わった油のリサイクルを学ぼう!」ワークショップを実施しました。
昨年に続き、エコルとごしが主催し、全国油脂事業協同組合連合会が講師を務め、品川区清掃事務所と
当社が協力しました。
エコルとごしは、戸越公園の中にある区立の環境学習交流施設です。2022年5月の開館以来、体験型
の展示やイベントを通じて、子どもから大人までが身近な視点で環境を学べる場として親しまれていま
す。地中熱や太陽光発電などを取り入れた建物は、東京都内の公共建築物として初めて「Nearly ZEB」
の認証を取得しており、国内だけでなく海外からも視察が訪れています。

会場となったエコルとごし外観
エコルとごし:https://ecoru-togoshi.jp/
ワークショップのようす
当日は、区内の小学生を中心に、20組・子ども23名、大人21名の合計44名が参加しました。会場には1
テーブルに1家族ずつ席を設け、説明を聞いたり、石けんづくりに取り組んだりしました。

参加者でにぎわう会場のようす
はじめに、品川区清掃事務所から品川区のごみ回収について説明がありました。区内で1日に出るごみの量やその内訳が紹介されたほか、さまざまなごみの分別について考えるクイズも行われました。続いて、全国油脂事業協同組合連合会(全油連)の塩見正人事務局長から、家庭で使い終わった廃食用油がどのように回収され、何に生まれ変わるのかについてお話がありました。集めた油は、トラックなどを動かすバイオディーゼル燃料や、飛行機の燃料(SAF)、石けんの原料などに生まれ変わります。子どもたちは説明をしっかり聞き、質問にも張り切って手を挙げていました。

ごみの分別クイズに手をあげて参加する子どもたち
後半は、回収した油を再利用した粘土のような材料を使い、石けんづくりに挑戦しました。子どもたちは思い思いの形に仕上げようと手を動かし、完成した石けんを保護者に見せるなど、楽しそうな様子が見られました。また、エコルとごしが参加者に実施したアンケートでは、「廃食用油の拠点回収について初めて知った」「これからは回収場所に持っていこうと思った」といった感想も寄せられました。今回のワークショップを通じて、廃食用油の回収や再利用をより身近に感じてもらうことができました。

子どもたちがつくった、色とりどりの石けん
芝浦工業大学の学生による調査
今回のワークショップには、芝浦工業大学 システム理工学部 環境政策研究室(袖野玲子教授)の学生1名も参加しました。ワークショップの途中で、参加者に、使い終わった食用油の処理方法や回収についての意識調査を行いました。当社と同研究室は、家庭や飲食店から出る油の回収を広げるための共同研究を2026年9月から進めており、今回の調査結果は、年度末に研究成果として発表する予定です。
参考:「捨てられてきた“都市の油資源”の回収拡大へ。アールイー、芝浦工業大学と産学共同研究に本格着手」(2026年9月10日)https://re-jpn.net/20260910pressrelease/
当社は、これからも地域とともに、「食と資源の循環」につながる学びと実践の場づくりを続けてまいります。

